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【大橋高広】あなたにとってのホワイト企業とはどんな会社ですか?

働き方改革関連法の施行により、時間外労働時間の上限規制に加え、2020年4月からは同一労働同一賃金が開始しました。労働者にとって、心身ともに健康を保ち、公平公正な評価制度の下、働きやすい職場環境が構築されると期待されています。

その一方で、ブラック企業による労働者の自殺など悲劇が取り沙汰されています。

ブラック企業といえば、パワハラ・セクハラや違法な長時間労働、サービス残業を繰り返し、最悪の場合、労働者を死に追いやる社会的に決して許されない会社といえます。

では、ホワイト企業とはどんな会社をホワイト企業と認定されているのでしょうか。

世間一般的なホワイト企業の特徴

どんな企業がホワイト企業かどうか、実際のところ、国は明確に定義していません。世間一般的なホワイト企業の特徴として、以下の項目が共通しているのではないでしょうか。

・コンプライアンス遵守

・新卒入社の離職率が低い

・残業時間が少ない

・福利厚生が充実

・人事評価制度が明確である

・研修制度が整っている

・女性が活躍できる環境

その他にも社員の平均年齢が若い、「さん」付けなど社内の雰囲気が良いなどが挙げられます。

2019年には大企業を対象に時間外労働の上限規制(2020年4月から中小企業も対象)が施行され、2020年4月からは同一労働同一賃金(2021年4月からは中小企業も対象)も開始しており、労働者にとって、ライフワークバランスを実現している社会が実現しつつあるといえます。

しかし、このことが本当に労働者のためになっているのでしょうか?

法改正でホワイト企業化は成立している?

公益財団法人『日本生産本部』によると、日本の時間当たり労働生産性は46.8ドルで、OECD加盟36カ国中21位、データが取得可能な1970年以降、主要先進7カ国では最下位の状況が続いています。

既に一般常識となりつつありますが、職務の役割が明確に分けられていないメンバーシップ型の働き方が浸透しつつある、働き方改革はさまざまな弊害をもたらしています。

働き方の慣習や評価制度が見直されていない企業の多くは「早く帰れ」、「休め」という時短ハラスメントが横行し、社員にサービス残業や仕事の持ち帰りを暗に強制している実態が浮き彫りになりつつあります。

また、パワハラが社会問題しつつある中で、「叱らない、教えない、やらせない」といった管理職の萎縮も散見しています。

一見、新卒入社には良い上司に写ってしまいますが、実際は教える側に理論と技量がないために、こうした考えがはびこるのだろうと考えられます。

『人事のプロ』大橋高広が本気で断言します!成長したいバカだけが生き残れる時代。仕事で成果を出したいなら「ブラック企業」に入りなさい!

ホワイト企業では優秀な人材が育たない

今後は効率優先の仕事は、AIやRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)に取って代わられます。厳しいようですが、今後、会社の中で生き残れるのは「成長したいバカ」だけだと断言できます。

なぜなのか?

仕事の質は圧倒的な量と時間の中だけで高められるからです。もちろん、勤務時間に成果を出し、ライフワークバランスを実現している方も多数いらっしゃいます。しかし、そのような人材は必ずと言っていいほど、過去に修羅場といえる厳しい環境で業務を経験した人ばかりです。

残念ながら、働き方改革の目玉であるワークライフバランスは「ラクしながら働く」という誤ったメッセージが労働者に送られていると感じます。

パワハラ・セクハラに恐怖し部下を気遣うだけの上司が生み出す血の通わない人間関係、マニュアル主義がもたらす思考停止、ベテラン・仕事ができる社員だけが疲弊する。

そんなホワイト企業ほど、優秀な人材が育たず、優秀な人材ほど離職していってしまいます。

グッドブラック企業とバッドブラック企業

「ホワイト企業こそが真の意味でのブラック企業」という警鐘を鳴らしている大橋ですが、ひとつ誤解してほしくない点は、人材を使い捨てにする企業や過労自殺に追い込む企業は絶対に避けるべきだということです。

こうしたバッドブラック企業は大企業・中小企業に関わらず、世の中から排除すべきだと強く感じます。

しかし、世の中には時には厳しく成果を求める企業は人を育てる体制や公平公正な人事評価制度を持つグッドブラック企業が多く存在します。今後、ビジネスマンとして自らの生活を守り、有意義な社会人人生を歩むことができるのは「成長したいバカ」だけだと断言できます。

2020年3月に出版された新刊「バカはブラック企業に入りなさい」では、成長できるグッドブラック企業(本当の意味でのホワイト企業)とバッドブラック企業の見分け方や顕在化しにくいホワイト企業の問題点を指摘しています。

『人事のプロ』大橋高広が本気で断言します!成長したいバカだけが生き残れる時代。仕事で成果を出したいなら「ブラック企業」に入りなさい!

あなたにとってのホワイト企業とは?

あなたにとって、ホワイト企業とはどんな企業でしょうか。

大橋はあえて「成長を求めない人」は世間一般的なホワイト企業に行くべきだと考えます。こうした生き方もひとつの生き方であり、否定するものではありません。

しかし、「黒字リストラ」という言葉がトレンド入りしている世の中で、リストラ対象はもはや45歳以上の管理職だけではありません

新型コロナウイルスによるリモートワークや在宅勤務が一気に浸透する中で、企業は必要な社員とそうでない社員の見極めに動いているとも聞きます。

今一度、世の中が先導するホワイト企業が、本当にあなたの人生を豊かにするものかどうか、考えていただいてみてはどうでしょうか。

残業時間の抑制が、あなたにとって、本当に有益でしょうか。

今の福利厚生は、あなたに一生提供されるものでしょうか。

会社はあなたに興味を持っていますか。

今の会社でサバイバル力は身につきますか。

仕事と生活を区分することは本当に良いことでしょうか。

今後の日本は「一億総活躍社会」でなく、「一億総社長時代」が到来します。

あなたにとってのホワイト企業とは、いったいどんな企業でしょうか。

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大橋 高広

大橋 高広

株式会社NCコンサルティング 代表取締役社長|人事コンサルタント・社外人事部長&社外CHRO・ビジネス作家|あなたの会社の採用・育成・定着を強くする人事のプロ|人事評価制度と面談が得意|最近はブランディングとマーケティングのご相談も急増中|著書重版|現状維持は衰退|プラス思考の方と互いに高め合っていきたい|新刊執筆中

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